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準禁治産者とは

しかし、2000年に民法が改正され、準禁治産制度は成年後見制度へと変わり、
浪費癖のある者は除外し、心神耗弱の者だけを対象とし、
名称も被保佐人と改められました。

 

民法が改められたため、現在準禁治産者という名称はなく、被保佐人となっています。
従来は戸籍に禁治産・準禁治産者であること記載されていたので、
禁治産・準禁治産者であることが戸籍を見ればすぐにわかるため、
人権に配慮したこと、
またその名称自体が差別的な意味を含むということで改められました。

 

なお、準禁治産者は心身耗弱者及び浪費癖のある者が該当しましたが、
被保佐人は、浪費癖のある者は除外し、心神耗弱の者だけを対象としています。
それ以外に関しては準禁治産者も被保佐人も中身は同じです。

 

被保佐人の行動に関しては、
民法13条1項に保佐人の同意を要する行為が列挙されており、
保佐人の同意を得ずにこれらの法律行為をした場合は
取り消すことが可能になっています。

 

その中の一つに、相続の承認若しくは放棄又は遺産分割が含まれています。
この保佐人ですが、相続開始及び遺産分割前に保佐人が選任されている場合は、
選任されている保佐人がその任にあたります。

 

遺言により保佐人が指定されている場合は指定された保佐人がその任にあたります。
被保佐人に配偶者がいる場合はその配偶者がその任にあたります。
また、これらに該当する人がいない場合は家庭裁判所に保佐人を選任してもらい、
相続及び遺産分割の手続きを行うことになります。

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